2021年、コロナ禍のなかでご縁をいただいた広島インターナショナルスクールクレーンクラブの皆さまが、
今年も献水セットの制作に取り組んでくださいました!
毎年、さまざまな平和活動に携わり大忙しの皆さま、顧問のY先生には毎年スケジュールのご調整には本当にご尽力いただき感謝に堪えませんm(__)m
制作を企画、リードくださるのはカンナさん。
水に強い米袋を使ったアイディアは生徒の皆さまにも大好評です!
制作に先立ち、「献水の滝物語」の活動について森本から紹介させていただきました。
こちらからの説明が終わると、あとは、最終学年の部長さんを中心に生徒の皆さんが主体的に動いていきます。
8月6日に献水する原爆慰霊碑は120か所。
創るのは120個の献水コップ。
米袋を折ったコップ、そのコップには平和への祈りや思い思いのメッセージを書き込み、折り鶴をアレンジして完成です。
初日の5/26(金)は約1時間の活動とし、2回目の活動日をスケジュールいただき終了しました。
6月末の学期末を控え、学校の活動も立て込んでいて、制作の合間を縫って卒業予定の皆さまはビデオ撮影に取り組まれていました。
終了後、「いつも着物着てるんですか?」とふたりの女の子が声をかけてくれ、浴衣や着物への憧れなど話してくれて嬉しいひととき(*^^*)
初めて会った3年前は小学生だった子が中学生になっていたり、にこにことはにかんでいた子がいまはみんなをリードしていたり、
こどもたちの1年1年の心身の成長に出会わせてもらえることも、大きな喜びです!
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第2回目は6/9(金)。
1回目と同じく15時30分に伺うと、前回終了時の進捗から、あれ?完成したコップがめっちゃ増えてる!!
皆さんの主体的な取り組みに感動しました!
その後も着々と製作は進み、予定の時間内に120個すべてが出来上がりました!
おひとりずつに感想や想いをシェアいただきました。
・ペットボトルを使った制作から参加するのは2回目!
・普段平和について時間を取って考える機会があまりなく、とても良い機会だった。
・米袋を使って箱を作るのは、環境に良いと感じた。
・「献水」について知らなかった、知る機会になって良かった。
・メッセージを書くのはとても良い気分だった。
・最初「懸垂」かと思った!
・ささいな活動で世界の平和が作られている。
・平和について再認識できた。
・作れたことが楽しかった。
・広島人だけど、献水について初めて知った。
・色を選ぶのが楽しかった。
・3回目の参加、いいことができたと思えた。
心のこもった献水コップ、シェア、クレーンクラブの皆さま、そして先生、今年も、本当にありがとうございました!!
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今年5月に広島で開催されたG7の期間中に広島から発信されたLasting Peace LIVE from Hiroshimaでは、被爆ピアノでピアノ伴奏を演奏された岡野さんをはじめ、クレーンクラブの皆さまがAIさんとのライブパフォーマンス、ディスカッションに参加されています。
ぜひご視聴くださいませ。
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市内120か所一斉原爆献水の活動は今年で7年目になります。
詳細はこちらから。
8月6日、今年は日曜日です。ぜひ足をお運びくださいませ。
前日の8月5日から8月6日早朝にかけて、原爆献水のお水を携え平和都市て広島を望んで歩く平和湾岸献水ウォークは今年で3回目。
山歩きのご経験がなくても参加できる舗装路のコースもあります。
ご参加をお待ちしています。
今年も、皆さまと、平和への想いを重ね合う時間を共に過ごせることを願っています。
どうぞよろしくお願いいたします。