第393座2/6(木)雪を観ながら入る滝

気温-3度
水温2度

大寒波の真っただ中、無事に滝入りができたらタイトルはこれと決まっていました(*^^*)

最低気温-4度、前日の深夜0時まで降り続きその後は夜明けまで晴れだけど気温はマイナスのままの予報。

こんな日は、いちねんに一度あるかないかの特別な日。

当日の決行の判断などを前日相談したり道の状態を確かめに行ったり、そわそわ。
起きてみると車道にはうっすら程度。凍結を注意しながら決行。

夜明けを待つ、滝の観音。Oさんがたくさん撮ってくださいました。
雪に包まれた滝の観音の風景を、どうぞご堪能ください(*^^*)

手水鉢は完全に凍っていて氷が雪に覆われています。
お水もかちんこちん。。。

道中の凍結具合を確認しに行ったりノーマルタイヤで来れるところまで頑張って来られた方を迎えに行ったり、HさんとMが到着した時にはすでにすっかり日が昇っていました。

「綺麗だねー」と声を掛け合いながらの5人。朝の挨拶は着込んだままで。集合写真は失念。

安全祈願へ。
先達ローテーションは?「前回Kさんしたよね」「その前はHさんだったよね」最近やってないのがばれたようなばれないような、観念して、M「はい、やります」。

滝へ。

冷たさに身体を慣らさないとと思ったけれど、
おなかから声を出して暖まったのか最近の冷え込みで身体がもう冷たさに慣れていたのか驚きはなくただ冷たいなぁ。

凍っている滝にしては水量が多い感じでしっかり水に包まれます。

「いつもは目を閉じていることが多いけれど、今日は滝の中で目を開けてみたりして」。
至福の滝入り。

〆のKさんの滝入りの写真を撮るのに間に合うようにと焦って着替えたけど、皆さんたっぷりこの滝を堪能されていて、余裕で間に合いました!

身体が赤くなるほどの時間、祈りの滝入りをされたKさんの呟き、、、「さっさと出ればいいのに」。心底同感。

入ってしまうと、すぐに出るのがもったいないような特別感がやっぱりこんな滝にはあるのでしょうか。

この滝が楽しみで遠足の前の日みたいにワクワクして眠れなかったり、
車がだめなら歩いて行くほうが確実だねと歩いていく選択肢があったり、
大切な方を思って今日は何としても行こうと決めて向かったり、
積雪で行けないかも、とどこか期待がよぎったり。

先日京都から来られたお坊さんが、「冬は滝入りをお休みする滝場も多い」とお話しくださったそう。道中や、滝場の環境など、山や川といった自然の真っただ中だとリスクも高まることと思います。

宇根さんが一年中お水を汲みに来られたこの滝、
滝のSさんご自身が、ご家族の健康のご祈願のために365日を通して滝入りされたこの滝、

雪を観ながらも安心して入れる、この環境に改めて感謝でいっぱい。

タンクのお湯は十分手足をあっためてくれて、持ち寄ったボトルのお湯はたっぷりあって温かい生姜湯をみんなでおかわり。

ストーブの火がないと暖まらないんじゃ?って思い込んでた時に、「バケツにお湯を張って用意したらあったまるよ」と教えてくださったのは滝のSさん。お湯、最高です!

上のお堂は、戸は閉まっているのに外より冷たくて「冷蔵庫の中みたい💦」

ご真言をお唱えする口がもつれつつ、しっかりお参り。

今日も、ありがとうございました!

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献水の滝物語の活動は、現在9年目に入っています。

6がつく日の滝入りは7時から

第1日曜日の滝入りは10時から

次回滝入は6がつく日の滝入、2/16(日)7時からになります。どうぞご確認くださいませ。

滝入りスケジュールはこちらでご確認くださいませ。
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