気温27度
水温25度
今年も皆で8月6日を迎えます。
原爆投下から80年を迎える今年、この未曽有の体験を、記憶を、風化させることなく後世に繋いでいこうという想いが、また改めて強まっているように感じます。
私たち献水の滝物語の活動も、いちねん、またいちねんと時間を重ね、120ヶ所原爆慰霊碑一斉献水も9回目を迎えることができました。
前日からの献水ウォークのバトンを受け取り、相生橋でゴールした仲間たちも滝に向かっています。
折しもホームページを見て初めて滝に来てくださった3名の方。「8月6日に合わせていらっしゃったのですか?」と問うと、「たまたまお休みが重なったのがこの日だった」と。
今日の「献水の滝物語」はやはりこの方!紙芝居の演者であるMさんにお話ししていただきました!


ほどなく、朝ウォークチームおふたりと、ピックアップしてくださった代表Kさんがご一緒に到着!

12人の参加メンバーは多いようでもあり、8月6日と思えば少ないようでもあり、穏やかに滝入り開始です。
先達ローテーションはKさん。
カープのピースナイターユニフォームTシャツに身を包んで今日に臨まれました。


この日のために安全祈願も用意してくださり、ありがたい8月6日の滝入りとなりました。

滝へ。






初めての方々の滝入りは清々しく凛とされていて、「素晴らしいですね」の言葉があちこちから聞かれます。
※滝入りの写真は、レギュラーメンバーの方々のみ掲載させていただいています。


全員の滝入りが終わり、8時15分を待ちます。
全員で黙とう。
この後は平和公園に移動して一斉献水となるものの、浮足立つこともなく、寛いだ空気感のなかで滝入りの感想、今日のこの日の想いをシェアしあいます。
初めての方々が「また機会があったら来たいです」と口々に伝えてくださり、喜びいっぱいの「ぜひ!」。
緑も、風も、心地良く、この場にいるだけで清められるような感覚。
「広島の人間として、これからも自分たちにできることをやっていきたい」。


穏やかに続く活動は、しっかりと根付いた想いが支えてくれます。
半世紀以上に渡って一人で献水を、平和への想いを伝えることをたゆみなく続けてきた宇根利枝さんを想い、
この場所を未来に繋いでいきたいという想いを、それぞれが自分自身の心に育み続けていきます。
隣にいて想いと行動で繋がる仲間に感謝し、
「またのちほど」と声を掛け合って、平和公園へ。
今日も、今年も、ありがとうございます!
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6がつく日の滝入りは7時から
第1日曜日の滝入りは10時から
※次回滝入は6がつく日の滝入、8/16(土)7時からになります。どうぞご確認くださいませ。
滝入りスケジュールはこちらでご確認くださいませ。
献水の滝物語HP>>